久徳クリニックってどんなところ?

■久徳クリニックは「たくましさの診察」を専門とするクリニックです。

久徳クリニックが専門とする分野は患者さんの「心身両面のたくましさ」を診察する医療です。
奇妙な表現と思われるかもしれませんが、「心身両面のたくましさ」までを治療対象にすることにより、従来の身体医学では困難であった「総合的な全人的医療」が可能になります。そしてこの診療を行うための医学を「人間形成医学」と呼んでいます 。

人間形成医学は久徳クリニック初代院長・久徳重盛が昭和40年ごろに提唱した考え方であり、「赤ちゃんをたくましく育て上げるための育児学」を応用した、「人間のたくましさの作られ方(=人間形成)」を研究する医学です。詳しくお知りになりたい方は「人間形成医学ってなに?」などをご覧下さい。

この医学により、従来の身体医学・薬物療法では治せなかった疾患でも比較的治りやすくなりました。

わかりやすい例としては、「気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症」などと、「不登校やひきこもり、新型うつ」などがあります。
身体医学では、前者は「アレルギー性の疾患」としてアレルギーの治療が優先されることが多く、後者は「脳内のセロトニンの異常」としてSSRIなどの抗うつ剤が処方されることが多いのですが、久徳クリニックでは、これらの疾患に共通した原因は「たくましさ不足」にあると考えています。

気管支喘息やアトピー性皮膚炎などは「空気中で健康に暮すための気管支と皮膚と免疫力のたくましさ不足」が症状を引き起こし、不登校やひきこもりは「学校や社会の中に居場所を作る力(=心理的なたくましさ)の不足」が原因であると考えられるのです。
そしてこれらのたくましさ不足を改善させれば、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、不登校やひきこもり、新型うつなどの、「治らない・治りにくい」といわれている疾患であっても短期間で症状を軽くして数年で治してしまうことも不可能ではなくなりました。

■専門領域の疾患と治療法

以上の考え方により久徳クリニックでは次のような疾患・治療法を専門領域としています。

◎専門とする疾患

気管支喘息(小児・成人)/肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)/長引く咳(咳喘息・アトピー咳嗽など)/アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患、/減感作療法/喘息治療薬の影響を受ける高血圧・糖尿病・骨粗鬆症などの関連疾患。
起立性調節障害(低血圧)/過呼吸症候群/過敏性腸症候群/慢性蕁麻疹/夜尿症・遺尿症などの心身症。
不登校/ひきこもり/いわゆる「新型うつ」と呼ばれる青年期の適応障害状態/不安障害・気分障害・パーソナリティ障害・強迫性障害などの「健全な社会的自立」を妨げる疾患

◎専門とする治療法
 

■吸入ステロイドを使わない小児喘息の根治療法

  吸入ステロイドを使わずに、幼児の喘息は小学校入学までに、小中学生の喘息は3〜5年で治しきることを目指します。
■吸入ステロイドに頼らない成人喘息のコントロールと根治療法
  成人喘息はリモデリングとか他疾患の合併などもあって小児喘息よりは治しにくくなりますが、原則として3〜5年で治しきることを目指します。
■吸入ステロイドを使わない咳喘息の根治療法
■肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)と在宅酸素療法(HOT)
■ステロイドからの離脱を目指すアトピー性皮膚炎の総合根本療法
■スギ花粉症・気管支喘息の減感作療法(注射法)
■スギ花粉症の舌下免疫療
■食物アレルギーの経口的減感作療法
  心理的要因へも配慮することにより治療効果が高まります。卵白アレルギーの場合は80%までが除去不要になります。
■蜂アレルギーの急速減感作療法
  2週間程度の期間で行います。治療終了後は蜂に刺されたときのアナフィラキシーショックを95%まで抑えます。
■慢性蕁麻疹への心身医学的治療
  慢性蕁麻疹は典型的な皮膚の心身症です。「食事とは無関係、夕方から夜にかけて悪化する、朝から日中にかけては軽快しやすい、毎日のように繰り返す」という特徴を持っています。アレルギーの治療は効果がないことが多く、心身医学的治療が著効を示します。
■不登校とその後の「社会参加ができない状態」の改善を目指すための生活療法
■青年期以降の新型うつやパーソナリティ障害、社会不安障害などの社会復帰のための生活療法

■専門外来のクリニックポリシー

1.医者が薬・言葉が薬

久徳クリニックが専門とする疾患は、「患者さんの毎日の生活習慣の中に原因がある」と私たちは考えています。

ですから治療は、生活習慣の改善のためのカウンセリングと生活指導が中心になり、患者さんの生活習慣が健康な形に調節できた時に、喘息でも不登校でも新型うつでも症状は自然に改善していきます。症状が改善していけば薬も中止できます。これらの疾患では「健全な生活を心がける(励行する)」ことが根治療法そのものになるといえます。
この「健全生活の励行」を主体にした治療法を私たちは「生活療法」と呼んでいます。生活療法は心療内科の治療技法である「認知行動療法」を応用発展させた治療法といえます。

生活療法で医師が行う最も大切な仕事は「薬を出す」ことではありません。一人一人の患者さんに対して「あなたの喘息はこうすれば治る」とか「子どもさんの不登校はこうすればよくなる」という「改善のための道筋」をお教えすることが医師が行う最も大切な仕事になります。ですから「医師の説明と言葉」が根治のための薬ともいえます。「医者が薬・言葉が薬」なのです。。

2.慌てずに、でも急いで(手遅れにはしたくない)

「1日でも早く治す」のも久徳クリニックのポリシーの一つです。
喘息であれば、乳幼児喘息は入学までに、それ以外の年齢は治療開始後3年程度での根治を目指します。
小中学生の不登校は中学校卒業までに解決することを目標とします。それ以降の年齢の不登校や、新型うつ・パーソナリティ障害などは「治療開始後3ヶ月から半年以内、長くても1年以内に正常な生活を取り戻し、2〜3年で良好な社会復帰を成し遂げる」ことを目指します。

私たちが治療を「急ぐ」にはそれなりの理由があります。

たとえば小児喘息は、「最も発症しやすい3〜6歳の時期が最も治しやすい病気」です。この時期に総合根本療法を行えば、それこそ「朝日に消える朝霧のように」喘息を治してしまうことも難しくはありません。インタールやメプチンとかステロイドの吸入などの「抑えるだけの治療」も必要なくなります。

吸入ステロイドでは「喘息を抑えるだけで治すことはできない」、「使用を中止すれば再発する」ことは分かっています。ですからこの3〜6歳の「治しやすい時期」に吸入ステロイドを主体とした治療を続けて、小児喘息を成人喘息へ持ち越させるようなことは絶対に避けるべきであると考えています。

小中学生の不登校も、中学校卒業までに改善させることは極めて重要です。不登校のままで中学校を卒業した子どもたちが20歳になった時には「1/4がひきこもり、1/2がニートかフリーター」という状態であることは文科省の大規模調査などでも分かっています(詳しくは本HPの「専門外来のご案内・不登校」などもご覧ください)。

青年期のひきこもり・新型うつ・パーソナリティ障害なども、生活習慣の調整が比較的容易で社会復帰のチャンスも多い時期(20代後半ごろまで)のうちに自立を目指したいと考えています。時期を逃して社会復帰が難しくなることだけは避けたいと考えます。

3.「治す」のではなく、たくましさを伸ばして「自然治癒」をうながす。

生活療法でいう「健全生活の励行」とは「どのような生活をおくれば患者さんの症状が消え去るのか?」を見つけ出して実行する治療法ともいえます。体の病気でたとえれば、糖尿病なら「カロリー制限と適度な運動」が、肺気腫であれば「禁煙と呼吸リハビリ」が生活療法ということになります。

久徳クリニックが専門とする喘息や不登校などの問題では、すでにお話したように「生きるたくましさ」を伸ばすことが生活療法の基本になります。
分かりにくい表現かとは思いますが、「生きるたくましさ」の中には、気候(大気)の変化に耐える力、暑さ寒さに耐える力、活動的に過ごせる力、四季(気温)の変化を乗り切る力、一人でも生き抜く力、仲間を作る力、社会の中に居場所を作る力、トラブルを乗り越える力、喧嘩上手になれる力、子どもを育て上げる力などの要素が含まれています。

喘息発作を抑えるアドレナリンとステロイドホルモンは「逃走と闘争のホルモン」とも呼ばれ「生きるたくましさを司る」ホルモンでもあります。そしてもともと体内で分泌されていて「寒さに強く活動的な人や喧嘩上手の人は働きがよい」ことがわかっていますし、「社会に出て居場所を作る力」を伸ばせば、不登校やひきこもりや新型うつが解決することも証明されています。

生活療法はこれらの「生きるたくましさ」を伸ばすことにより、心身の不安定な脆弱性を取り去って症状を自然消滅させる(=自然治癒させる)治療法といえます。つまり、喘息や不登校などを治す力は「もともと患者さんの中に備わっている」のです。生活療法はそれを健全に働くように調整する治療法ということになります。





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