よくある質問

■気管支喘息

【Q】喘息は治らないと聞いていますが、本当に治るのでしょうか?

当HPの「専門外来→喘息ってどんな病気?」のページでもご説明しましたように、現在のわが国では、ガイドラインによる「気道の慢性炎症が喘息の原因」という考え方が一般的になってしまいました。その結果、ガイドラインが推奨している吸入ステロイドを主体とした治療しか行わない「身体医学」の先生が多くなってしまいました。

身体医学の考え方では「喘息は治らない。薬で抑えながら一生付き合うしかない病気」とみなされていますから、そのように説明するお医者さんも増えてしまいました。当然の結果として同じように考える患者さんやご家族も増えてきています。

しかし考えてみればこれはおかしな話です。

たとえば子どもの喘息では大人になるまでに自然治癒する患者さんは珍しくありません。治りにくいといわれている大人の喘息でも自然治癒する人は少なくないのです。
つまりぜんそくは不治の病ではなく自然治癒もありうる病気なのです。その病気に対して「治らない」と言い切るのはどう考えても矛盾しているか詰めが甘いといえます。

「喘息ってどんな病気?久徳クリニックの考え方」にもありますように、喘息は「治らない病気」ではなく「自然治癒もありうるが薬では治せない病気」なのです。
ですから「病気は薬で治すもの」と考えてしまうと喘息を治すことはできなくなります。「喘息は治らない」とおっしゃるお医者さんはこの立場で喘息治療を行っている先生たちが多いようです。

久徳クリニックの喘息治療の基本は「毎日の生活を調整して喘息の原因を取り去る」という「総合根本療法」に基づいた「生活療法」になります。生活指導や家族カウンセリングが治療の中心になりますから、「喘息の原因はアレルギーとか気道の慢性炎症」とするガイドラインの考え方とは相当に違った考え方といえます。

そのため、初めておいでになられた方は戸惑われる事も多いかとは思いますが、総合根本療法を理解して実践していただければ喘息を根本的に治してしまうことも不可能ではありません。

そして久徳クリニックでは次のような状態になった時に「喘息が治った」と考えています。

1.数年以上にわたって発作が現れず、症状が出たとしても「咳その他の軽い症状」にとどまり、
2.薬を使わないか、鎮咳剤か拡張剤の頓服で治まり、
3.年間を通して健常人と同じ生活が可能で、
4.気道過敏性は消失もしくは軽い咳しか出ない程度にまでに低下している。
5.アフターケアにより再発の可能性は極めて少ないと判断される。

順調に治療が進めば、約80〜90%の患者さんは治療開始後1〜3年で3に達し、アフターケアに進めます。そしてアフターケアに入った成人喘息の患者さんの44%までは気道過敏性が完全に消失して「完治」が証明されています。





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