よくある質問

■気管支喘息

【Q】喘息はいつまでに治すのがよいのでしょうか?

3歳未満の子どもさんの喘息はできれば3歳、遅くとも入学までには治し切ることをお勧めします。
この時期は「最も喘息が発症しやすい年齢」ですが、治療への反応も良い時期なので、効率よく生活療法が実行できれば重症な喘息でも「朝日に消える朝霧のように」治してしまうこともできます(トップページ→ぜんそくジャーナル→142号「【手記】Y君のお母さん」などもご覧ください)。

3〜6歳児の喘息は入学(6歳)までに治しきる事をお勧めします。入学までに治してしまえば、喘息体質が完全には作りあげられずにすみますから、生涯にわたっての再発リスクが少なくなります。

小学校低学年の喘息は10歳までに、高学年の喘息は中学卒業(15歳)までに治しきることをお勧めします。この時期も小児喘息を比較的治しやすい時期と言えるからです。

また、気道のリモデリングは喘息発症後3年を経過した頃から始まりますから、遅くとも発症3年以内には治療を開始することが好ましいといえます。

大人の喘息では治療開始後3〜5年で治しきることを目標にします。

小児喘息で私たちが最も避けたいパターンは「吸入ステロイドで目先の発作を抑える手軽な治療だけしか行わず、本来なら治せる小児喘息を大人の喘息に移行させてしまうこと」です。

読売新聞系の投稿サイト(発言小町)に次のような書き込みがありました。
私たちが最も避けたいのはこのような結果を生み出してしまう治療です。

「娘が2才で喘息と確定診断。それから毎日数種の飲み薬とステロイドの吸入(乳幼児用の特殊な器具を用いて)をし、それでも時々発作が出るので家でも携帯型の吸入器を購入し(3万円ほど)、発作が出そうな時期になるとその前に家で吸入、などした結果格段と発作が減りました。だいたいの目安と云われる10歳を過ぎてもマシにはならず、今はそのまま気管支喘息に移行し、色々と飲み薬の変更や、吸入もステロイドだけのから、他剤も入っている薬(本来は大人に適応)に落ち着きました。それでも疲れると喘鳴が出たり、最近はそこへ寝不足と極度の緊張(学業での発表会みたいなもの)が加わり、中発作を2回と過呼吸を起しました」



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